【家計簿の項目は3つだけ】続けやすい「ざっくり・簡単・シンプル」な家計簿

家計
  • 家計簿ってつけるのが面倒くさくて続かない
  • 支出を家計簿のどの項目に入れるのか、いつも迷う

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

家計管理のキーポイントとなる家計簿。でも、「家計簿=難しい、面倒くさい」と感じてしまって、続けられない方も多いのでは無いでしょうか。

「この支出って…何費に当たるんだろう?」と、家計簿の項目の決め方に迷ってしまうのも、家計簿が面倒臭くなる原因の1つになっているかもしれません。

それでも、もう一度家計簿を頑張りたいと思い、この記事に辿り着いていただいた方へオススメの家計簿の付け方があります。

それは、家計簿の入力項目を簡単でシンプルにした「ざっくり家計簿」です。項目は、たった3のみ。続けやすさを重視した家計簿です。気軽に取り組めますので、ファミリーだけではなく、1人暮らしや大学生の方にもおすすめです

細かく書く必要なし!まとめて書いてもOK!それでも、月ごとの収支管理がちゃんと出来て、貯金の計画も立てられる…これなら、取り組む価値があると思いませんか?

この記事では次のような内容をお伝えします。

  • 一人暮らしや大学生の方でも続けられる、ざっくり家計簿の魅力
  • ざっくり家計簿はどのように作るのか
  • ざっくり家計簿の見直し方

 

この記事を読むと、今すぐにでも取り組めるほど簡単な家計簿の作り方が分かります。貯金ができる体制づくりには、家計簿は不可欠です。今まで家計簿が続けられなかった方も、再度チャレンジできるきっかけにして頂けたら嬉しいです。

 

この記事を書いた人:motohal

2級ファイナンシャルプランニング技能士。WEBライター、お金のコンサルタントを行う『minorial.work』として活動中。

 

家計簿の項目はたったの3つ!「ざっくり家計簿」の特徴とは

「ざっくり家計簿」の良いところ、それはストレスが少なくて続けやすい点です。今まで家計簿を続けられなかった方も、家計を計画的に管理して、ゆとりのある生活を目指すことが出来ます

家計簿において大事なのは、収支を把握して家計管理の判断材料にすること。つまり、どんな家計簿であろうと、家計管理ができる家計簿ならOK既存の形や一般的なスタイルにこだわる必要はありません。続けやすくて、分かりやすい家計簿であれば良いのです。

「ざっくり家計簿」では、家計簿を続ける上での2つの敵を排除することを目指しています。

家計簿を続ける上での2つの敵
  • 書くことへの面倒臭さ
  • 書いたことの分かりにくさ

それぞれをもう少し詳しく解説します。

 

家計簿の敵①書くことへの面倒臭さ

家計簿が続けられない原因の多くは、面倒くさいと感じることです。

一般的な家計簿は、既存の項目が分けて書かれていることが多く、どの項目に何を記載するかを迷う方が多くいます。よく見るのは、次のような項目分けです。

項目 さらに分ける場合
変動費 食費 食料品・外食 など
日用品費 日用品・ベビー用品 など
交通費 電車・タクシー など
交際費 飲み会・冠婚葬祭 など
医療費 医療・健康 など
美容費 衣服・美容 など
お小遣い
特別費
固定費 住居費 家賃・住宅ローン など
保険代
通信費 携帯電話・インターネット回線 など
自動車費 ガソリン・駐車場代・車両整備 など
水道光熱費 水道・電気・ガス など
教育費 学費・塾や習い事 など
税金 所得税・住民税・固定資産税 など

この表を見ただけで、面倒くさい!と感じてしまうかもしれませんね。

日々の暮らしの中で、人は様々な支出をします。食事をしたり、移動をしたり、スマホを使ったり…何をするにしてもお金が掛かるのが現状です。そして日々の支出のすべてを事細かに記録すると、家計簿の項目は多くなってしまうのです。

どの項目に入れたらよいのか迷う支出があった際に、家計簿をつけるのが一気に嫌になってしまう方もいます。

対して、「ざっくり家計簿」は、項目は3つのみで記載します。きっちりと決まった規則があるわけではないので、項目を分ける時も迷いづらいです。つまり、ざっくり家計簿は簡単で、続けやすい家計簿という特徴があります。

 

家計簿の敵②書いたことへの分かりにくさ

一般的な家計簿は、書いただけでは家計の改善ポイントがイマイチ分からなかったりします。家計簿をつけたことがある方は、感じたことがあるかもしれませんね。

何故そのようになってしまうのか。それは、それぞれの支出が「何のためにされた支出だったか」が分かりづらくなってしまうからです。

例えば、同じ「交際費」にあたる支出でも、「お祝いをいただいたお返し代」と「行かなくても良かった飲み会代」とでは必要度が異なるでしょう。しかし、どちらも交際費に割り振られている以上、同じ必要度であったと錯覚してしまいがちです。

これらは、「これから貯蓄をしよう!」と家計簿を見直した時に問題が生じます。家計の中の改善の余地がある支出をうっかりと見落としてしまう可能性があるのです。せっかく家計簿を書いたけれども家計改善につながらない…となると、やる気を失ってしまいますよね。

対して、「ざっくり家計簿」は、「何のために使ったか」を基準にして、支出を分けていきます。つまり、後から見返した時に「必要な支出だったかどうか」を振り返りやすい家計簿という特徴があります。

 

「ざっくり家計簿」の作り方は?シンプルで簡単な項目の中身とは

「ざっくり家計簿」の特徴についてお伝えしたところで、実際にどのように作るのかを解説します。

説明すること
  • 「ざっくり家計簿」で分ける3つの支出項目
  • 行うための準備物
  • 「ざっくり家計簿」の進め方

では、1つずつ解説します。

 

「ざっくり家計簿」の項目は?たった3つを分けるだけで実践可能!

「ざっくり家計簿」は、支出を次の3つに分けてカウントします。

「ざっくり家計簿」の支出の分け方
  • 消費:生活に必要なもの(例:適度な食費、家賃、携帯代など)
  • 浪費:生活に必要がない、いわゆる無駄遣い(例:付き合いでの飲み代、あまり読まない新聞購読料など)
  • 投資:自分の未来への投資や貯金(例:貯金に回すお金、昇給につながる資格勉強代など)

つまり、「ざっくり家計簿」では、支出を「自分にとって、どんな使い方であったか」を記録していくことになります。

なので、その支出がどんな支出であったかを決めるのは自分自身です。自分の記憶だけでスピーディーに支出を項目に割り振ることが出来る上、家計を見直す時にどこを改善すればよいのかが分かりやすくなります

 

「ざっくり家計簿」の準備物|おすすめは封筒+エクセル

「ざっくり家計簿」を実践するためには、次の2つを用意します。

「ざっくり家計簿」の準備物
  1. レシート等を分類するもの3つ(封筒・クリアファイル・箱など)
  2. 1ヶ月のまとめを記録するもの(Excel・ノートなど)

 

おすすめは、封筒+Excelを使う組み合わせです。

封筒は表に予算などのメモを書くことで、予算内に収める意識を持ちやすくなります。また、Excelは合計値の計算がしやすい上、現在ではスマホアプリから入力・管理をすることが出来ます。

※夫婦などで家計簿を共同管理する場合は、ExcelよりもGoogleスプレットシートの方が便利です

 

「ざっくり家計簿」の進め方|手間を省いてラクラク管理

「ざっくり家計簿」の進め方は、次の通りです。

「ざっくり家計簿」の進め方
  1. 消費・浪費・投資と書いた封筒等を3つ用意する
  2. レシート、ネットショッピングのメモなどを、封筒等へ分類する
  3. 1ヶ月の締め日に、合計額をExcel等に記録する

ポイントは、封筒等へのレシート分類は、支出があった度に行うことです。支出をする際に、「この支出は本当に必要か」を考える癖に繋がります

また、集計する期間は、収入が入る日(給料日など)から、次の収入の入る前日までとしましょう。1か月間の予定が立てやすくなります。

 

「ざっくり家計簿」の項目ごとの見直し方|挫折しない貯金を目指して

「ざっくり家計簿」での家計改善のポイントは、次の2点です。

「ざっくり家計簿」の見直しポイント
  • 浪費を減らす
  • 投資を増やす
  • 消費の中に浪費にあたる支出(収入に比べたら贅沢すぎる使い方)が含まれていないか考える

つまり、「必要のない支出」を「必要な消費」へと振り替えていくことが、家計改善へとつながっていきます

例えば、時間つぶしにパチンコで使っていたお金を、旅行用の貯金へ。暇だからとスマホゲームに課金していたお金を、資格試験の参考書代へ。同じ額の支出でも、満足度・幸福度の高い使い方をしようとすれば、自然と無駄遣いが減っていきます

ここで間違ってほしくないのが、浪費をゼロにすることが目標ではありません。多少の浪費・息抜きは生活の中で必要です。肩ひじを張りすぎずに取り組んでみてください。

 

まとめ

この記事では、項目をシンプルにした「ざっくり家計簿」の作り方やポイントを紹介しました。

この記事のまとめ
  • 家計簿の項目をシンプルにすることで、家計簿を付けやすく、見直しやすくなる
  • 「ざっくり家計簿」とは、3つの項目に支出を分類するだけの簡単な家計簿
  • 「ざっくり家計簿」では、支出の必要度を反省しやすいため、家計改善のポイントが分かりやすくなる

家計改善・節約・倹約は、支出を極力抑えることではありません。ご自身の収入の範囲内でいかに上手にお金を使うかが大切なポイント。そのための判断材料になるのが、家計簿です。

「ざっくり家計簿」は、続けやすさを重視して、一般的な家計簿とは異なる3つの項目で管理します。今までの家計簿に疲れてしまった方へ、役立つアイデアになればと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました